サイエントロジー・ボランティア、ハイチに本部を設立

国際VM本部からのメッセージを読むサイエントロジー・ ボランティア・ミニスターのパブロとジャン・ポール。
ハイチのペチョンビル市では、国際サイエントロジー・ボランティア・ミニスターが、土曜日、新本部を開設し、ハイチを再建するためにハイチの人々に新たな段階の献身を示しました。ポルトープランス市の東に位置する新本部は、運営の準備や調整を促進し、ハイチの外からやって来るボランティアのための宿泊所を提供します。

1月12日、首都ポルトープランスの西部を襲った震度7.0の地震により、推定で20万人が死亡、30万人が負傷、100万人が家を失いました。1月17日までに、サイエントロジストは、130人の医師、看護師、救急救命士、ボランティア・ミニスターを編成し、ハイチに到着しました。ハイチの主要飛行場で国連や米軍関係者と協力し、人員の組織化や救援物資の発送が最初に行われました。しかし、数時間の内には、ボランティア・ミニスターは病院のテント、供給ライン、救命チームに人を配置していました。

サイエントロジー・ボランティア・ミニスターのモットー「それについて何か打つ手がある」のもとに、サイエントロジー・ボランティアは被災地の当面の混乱に秩序をもたらすこと、サイエントロジーのアシスト、身体的、精神的回復を促進する「精神的な応急処置」で精神的外傷を緩和させることに専念します。

モットーに従って、ボランティア・ミニスターはまた、助産婦のように訓練を受けた専門家たちを災害地に送り込んでいます。ある助産婦はポルトープランスに到着するとその日のうちに、停電したまま、余震が続く荒廃した建物の中でひとりの赤ちゃんを、さらに翌日にひとり、翌週には、6人の赤ちゃんを取り上げました。
ハイチの3階建てのボランティア・ミニスターの新しい本部では、ハイチの住民に確実で効率的な援助を与えることができます。
サイエントロジー・ボランティア・ミニスターは、20年以上にわたり、世界中の災害地で救援活動をしています。ハイチでは、22ヵ国から300人以上の人々が災害救援の呼び掛けに応え、さらに3千人のハイチ人がこの活動に参加しました。彼らはともに、身体的、精神的救済をもたらし、推定で36万人のハイチの人々の生活に秩序を取り戻しました。

サイエントロジー・ボランティア・ミニスターの国際ディレクター、マリア・ライアーはこのように述べています。「ハイチの新本部は、ハイチでの救援や復旧活動に、新たな段階での安定性と奉仕活動の可能性を与えてくれます。ハイチの何千もの人が自国の苦境を改善したいと望んでいます。そして、私たちは彼らを助けるために効果のあるツールを持っています。彼らは、多くの基本的な問題、複雑な問題に直面しています。私たちの新本部により安定した場が提供されることになり、より広い範囲にわたって彼らを助けることができるようになるでしょう。」